大庭脩『江戸時代における唐船持渡書の研究』

関西大学東西学術研究所研究叢刊)



研究編
 第一章 序論
 第二章 江戸時代における書籍輸入の概觀
  第一節 唐人貿易の概觀
  第二節 唐船分積荷中の書籍
  第三節 書籍輸入の特殊條件
    第一項 禁書について
    第二項 書物改の手續
 第三章 唐船持渡書の資料
  第一節、第一次資料-貿易業務に關係のあるもの
    第一項 齎來書目
    第二項 大意書
   第三項 長崎會所取引時の諸帳
     その一 書籍元帳
     その二 見帳
     その三 直組帳
     その四 落札帳
 第二節 第二次資料-編纂されたもの
   第一項 刊本のあるもの
   第二項 寫本で傳つたもの
第四章 御用書に關する考察
 第一節 大明律註釋書の注文について
 第二節 古今圖書集成の持渡
 第三節 寛政・享和時代の御用書-聖堂文書を中心に
 第四節 文化時代以降の御用書−書籍元帳の記載を申心として
第五章 「御役人樣方御調書」等に關する考察
 第一節 御役人樣方御調書
 第二節 長崎奉行その他長崎在方役人の特権
第六章 唐船持渡書の出版地に關する考察
第七章 唐船持渡書の價格に關する考察
結語

資料編
 齎來書目
 大意書
 長崎會所取引時の諸帳
  書籍元帳
  直組帳
  見帳
  落札帳
 編纂された資料
  商舶載來書目
索引編
英文レジメ
あとがき