魏隠儒・王金雨『漢籍版本のてびき』東方書店

一九八七年五月三十日　初版第一刷発行
訳者●波多野太郎・矢嶋美都子
ISBN:449787186X

　目次
　序　(慕湘)
　訳本序　(呉暁鈴)
　日本語版への前書き
第一章　緒論
　　　一、版本学と目録学
　　　二、版本学を研究する意義
第二章　漢籍版刻史概説
　　　一、唐・五代の木版印刷事業
　　　二、宋代の木版印刷事業
　　　三、遼・金・西夏・蒙古時期の木版印刷事業
　　　四、元代の木版印刷事業
　　　五、明代の木版印刷事業
　　　六、浩代の木版印刷事業
第三章　漢籍版本の類型
第四章　漢籍版本の用語
　　　一、書葉の各部位の名称
　　　二、装訂の形式とその技術上の用語
　　　三、本文によく使う符号
　　　四、版本を鑑別する時に使う用語
第五章　漢籍版本の鑑定の方法と注意すべき問題
第六章　歴史上の漢籍の用紙
第七章　木版本の鑑定
　　　一、牌記・封面・序跋
　　　二、題跋・識語・名家の蔵書印
　　　三、書名の冠詞
　　　四、諱字
　　　五、刻工の姓名
　　　六、行款と字数
　　　七、各家の著録
　　　八、版刻した時代の特徴
第八章　活字本の鑑定
第九章　批校・抄本の鑑定
第十章　漢籍版本における偽本の鑑定
附録　漢籍版本の目録学研究に必要な知識
　　一、目録学の知識
　　二、歴史上著名な人物と主要な学派
　　三、国家蔵書閣-七閣
　　四、常用工具書
跋　
事項索引
著訳者紹介