安藤鶴夫『寄席―落語からサーカスまで―』旺文社文庫

寄席―落語からサーカスまで (旺文社文庫 81-11)

寄席―落語からサーカスまで (旺文社文庫 81-11)

1981年12月20日 第1刷



I
落語
 軽口からおとしばなし
 安楽庵策伝
 落語本のはじめ
 京の天才・江戸の天才
 「歌舞伎年代記」の著者
 寄席のはじまり
 作者と演者
 三遊亭円朝
 「心眼」の風俗描写
 緻密な「牡丹燈籠」
 落語の現状

寄席

落語の喋りことばI
 八千八声
 生きたしゃべりことぽ
 ことばの遊戯・ことばの芸術
落語の喋りことばII
落語のおかしみ―"寝床"を例として―
II
東京の寄席
浪曲
寄席しばい
サーカス
マルソー
III
寄席正月
 箱火鉢
 初席
 御慶
春風のひと
寄席人情
ろうそく
うしろまく
 散財と遊び
 明治・大正のことば
 声
 上方演芸 同行・三木助
 三遊亭円生
 結城孫三郎
 竹田三之助さん江
 西川たつ
 若手落語会
 東横落語会
 寄席の下座
 十五分の落語
 柳好仏
 つらいだろうが……
IV
"落語鑑賞"の時間に
 宿屋の富
 星野屋
 芝居風呂
 早桶屋
 愛宕山
 花瓶
 王子のたいこ
 五人廻し
 応挙の幽霊
 夢の酒
 化物使い
 加賀の千代袈罕代
V
 路地の寄席
 あたま山―三味線楽―
 あとがき