小沢昭一『話にさく花』文春文庫

話にさく花 (文春文庫)

話にさく花 (文春文庫)

2000年3月10日 第1刷



話にさく花・目次
いのち
 メメシかった私
 いのち
 蒲田で出来上がった私
 鎮守の森
 駄菓子屋の思い出
 二十歳のころのわたし いとしさひとしお
 男の美学
 後姿のなつかしや
 小物礼讃
 電車が江戸川をわたるとき
 フランス語と私
あじ
 おいしい味 懐しい味
 東京名物  意固地に、ひっそり、つつましく
はいく
バリ島句会
 好謔印十七字
 老境俳句あれこれ
 『花すこし』『袖机』『良夜』 句集を手に戸板先生を偲ぶ
げい
 パリの屋根の下
 八人芸
 困りましたなア
 「猿まわしは動物虐待」という意見がアメリカにあると聞いて
 まんざい・一九九〇
 アジアの見世物・縁日

対談「芝居、この面白くて、疲れる仕事!」北村和夫×小沢昭一

ほん
 隠居「俳」優
 『江戸切絵図と東京名所絵』の前口上
 わが青春の一冊  『近代俳優術』
ひと_
 悔恨
 矢野誠一さんの『落語歳時記』を読んで
 江國滋さんの『日本語八ツ当り』を読んで
はなし
 話術話芸の不徹底的研究 僭越ながらお坊様がたへ
あとがき  に代えて
 この五十年は……

解説 「花」のありか 池内紀