石井研堂『明治事物起原６』ちくま学芸文庫
目次
凡例
跋
第十一編 農工
藍製造新法の始め
アツシ織の始め
旭玉山の牙ぼり
印刷および各種版式
(一)印書局
(二)皇后陛下印書局へ行啓
(三)印刷局
(四)活版の始め
(五)本木昌造の活版
(六)江戸の新式活版
(七)ポイント式活字の始め
(八)清朝活字の始め
(九)銅版の始め
(一〇)銅版師松田敦朝
(一一)石版の始め
(一二)梅村翠山とスモリツク
(一三)アルミニユーム版の始め
(一四)電胎法版面複製の始め
(一五)鋼鍍銅版印刷の始め
(一六)凸版郵便切手の始め
(一七)メソチンタ式銅版の始め
(一八)細紋彫刻機械の始め
(一九)ステロー版の始め
(二〇)写真銅版、写真鉛版
(二一)写真亜鉛版の始め
(二二)三色版の始め
(二三)アートタイプの始め
(二四)寒天版の始め
(二五)コピープレス
(二六)木口版の始め
(二七)輪転印刷機輸入の始め
(二八)ブリキ印刷の始め
(二九)ライノタイプ
(三〇)邦文モノタイプの始め
(三一)邦文タイプライター
(三二)写真銅版定価
(三三)亜ムステルダム産の活版印刷器械
(三四)コロモガラフの始め
(三五)澳博と活版
(三六)伊国人キヨソネ来る
(三七)印刷業、国文社の始め
(三八)印刷業、製紙分社の始め
池貝鉄工場の始め
伊豆長
覆盆子酒
鉛筆製造の始め
応用化学伝習生の始め
造幣局の始め
河川の修治
瓦斯灯
(一)瓦斯灯の記事
(二)街灯建設の始め
(三)各地瓦斯会社の始め
(四)瓦斯副産物の製出
(五)瓦斯マントル製造の始め
(六)島立甫の瓦斯製造
解石散の創製
硝子製造
(一)板硝子製造の実見
(二)硝子製造の訳書
(三)島田弥市の功績
(四)色硝子
(五)硝子小細工
(六)寒暖計製作の始め
(七)プリント硝子の製造
化学工業の祖
勧農局
缶詰製造の始め
官庁工事受負入札の始め
官業放漫時代
官業工作局の整理
官林台帳の始め
家屋土蔵自在曳き
介類彫刻の始め
蛙革の袋物の始め
キルク栓製造の始め
擬氈紙製造の始め
鏡玉製造の始め
紀州ネルの始め
魚類養殖の始め
日光湯の川の養鱒
十和田湖の養鱒
機械製糸の始め
(一)大渡製糸所
(二)築地製糸所の始め
(三)富岡製糸場
(四)皇后陛下の御行啓
(五)生糸新検査法の始め
(六)生糸検定器械の製作
(七)製糸女教の暹羅国〔シャム〕往き
牛蝋の製造
靴製造の始め
(一)万延元年頃の靴
(二)明治十年頃までの靴
(三)維新直後の靴
(四)桜組設立の由来
(五)紀州の靴製造
(六)鳴革の靴
(七)機械製靴の発売
(八)ヘルマン・ハイト・ケンペルの三男
圧搾空気鑿岩器械の始め
幻字紙の製造
蝙蝠傘製造の始め
甲州水晶の脈切れ
工部省の始め
小口金の製本の始め
工業諸機械類
土木用ロール
紅茶の試製
ゴムの製造
(一)ゴム製造を実見す
(二)ゴム引き布の製造
(三)ゴム製品の製造
鉱山局の始め
鉱業法の始め
鉱山王古河市兵衛
皇后陛下の御養蚕
蚕種冷蔵の始め
産馬業の始め
サンドペーパー製造の始め
札幌の動力工作
砕鉱的ダイナマイト
裁縫ミシン
(一)初めてミシンを観る
(二)裁縫ミシンの伝習
実用新案の始め
写真の創始時代
(一)最初の実験者
(二)写真鏡の訳字
(三)遣外幕使写真
(四)留学生の写真代
(五)写真鏡は幻術
(六)写真暗室の名称
(七)写真術著書の始め
(八)外人の写したる写真
(九)珍奇の古写真
(一〇)維新志士と写真と奸像
(一一)写真への抗議
(一二)写真師の二祖
(1)下岡蓮杖
(2)上野彦馬
(一三)明治天皇陛下の御尊影
(一四)初期の写真師
(一五)写真師内田九一
(一六)写真販売店の流行
(一七)写真の売買禁止
(一八)東京の写真師
(一九)写真の写し料
(二〇)夜間撮影と早取り
(二一)伊太利夜景写真の伝習
(二二)写真版権の始め
(二三)早取り写真の始め
(二四)写真は寿命を縮むの迷信
(二五)天然色写真の予言
(二六)写真師の留学
(二七)写真家の帝室技芸員
(二八)写真新聞と雑誌の始め
(二九)写真貼付の雑誌
獣医教育の始め
最初の製薬業
造船所の始め
(一)嘉永以後の国防
(二)本邦造船術の擡頭
(三)仏国式造船所の始め
(四)長崎造船所の始め
(五)廃藩後の造船所
(六)官有造船所の貸し下げ
(七)兵庫製鉄所の始め
(八)石川島造船所の始め
(九)箸を着けざる盛饌
(一〇)三菱造船所の功績
(一一)浮船渠
(一二)六千噸級商船の建造
装飾氷の始め
造菌試験
鳥糞肥料
人造肥料会社の始め
人工孵卵の始め
塩水撰種法の始め
新式機業の始め
小倉洋服地の始め
人造絹糸
織布会社の始め
セルロイド事業
芝浦製作所の始め
真珠養殖実験の始め
大日本水産会の始め
水産雑誌の始め
水産博覧会の始め
すつぽん飼育所
スチームハンマー
製麻会社
千住製絨所の開業
政府の牧畜配慮
専売特許の始め
専売特許法の実施まで
セメント製造
潜水夫の始め
(一)泳気鐘の潜水
(二)ゴム衣潜水の実見
(三)赤羽工作分局の宣伝
(四)潜水鮑捕の制限
(五)潜水開祖 増田万吉
石油
(一)油井汲み取りの話
(二)タンク石油輸入
(三)日本石油および宝田石油会社
(四)安全火止石油
(五)輸入石油の商標
海中の石油
石炭新式採掘の始め
精糖業
(一)大日本製糖株式会社
(二)台湾製糖株式会社
(三)甜菜《ビート》糖事業の始め
西洋式染色法の始め
清酒醸法の改良
疏水事業
(一)猪苗代湖の疏水
(二)大久保卿の三十年計画
(三)琵琶湖の疏水
測量器製作の始め
炭酸曹達の製造
天ぐす虫飼育の始め
人造天ぐすの始め
大理石工作の始め
陶磁器事始め
(一)陶窯の欧化
(二)陶磁器新法
(三)石膏型
(四)西洋陶器顔料の始め
(五)陶器用水金の始め
(六)磁器の黄色顔料
(七)陶寿紅の始め
(八)陶器絵付け法
(い)形紙絵付法
(ろ)銅版絵付法
(九)旭焼一名吾妻焼の始め
(一〇)無線七宝の始め
(一一)ドクトル、ゴツトフリード・ワグネル
(一二)陶工丹山陸郎
大日本農会の始め
大日本山林会の始め
地質調査の始め
勧工寮女工場の始め
女紅場の始め
電灯の初もの
(一)ベルリンにて
(二)芝居に
(三)吉原に
電灯会社の始め
(一)東京電灯会社
(二)大阪電灯株式会社
(三)神戸市の電灯
電鍍の実技を観し始め
時計製造の始め
屋上の時計看板
国司浩助
東京を桑茶畑
東京製絨株式会社
東京板紙株式会社
土木の恩人フアンドルー
豊田式自動織機の始め
東京帽子製造株式会社
同職太子講の禁止
同盟罷業の始め
東京機械製作株式会社
東京堅鉄製作所
東京製鋼株式会社
八幡製鉄所の始め
縄綯器の始め
日本興業銀行の始め
日本製鋼所の始め
西村勝三
農商務省の始め
農業気象調査の始め
農工銀行の始め
博覧会事始め
(一)聖堂の博覧会
(二)京都の博覧会
(三)海外博覧会の賛同
(イ)仏国
(ロ)英国
(ハ)米国
(ニ)澳国
(四)第一回内国勧業博覧会
(五)博覧会見聞録
(六)博覧会事務局
(七)博覧会出品協会の始め
(八)博覧会場内実演と即売
(九)付博覧会
(一〇) 笑覧会
(一一)博覧会新歌曲の始め
(一二)聖堂博覧会陳列品一斑
(一三)賞牌の率先者
地方の博覧会
物産陳列場の始め
共進会の意義
五品共進会
果物品評会
農具館の始め
第一勧工場の園芸館
農業三事
反射炉の始め
(一)江川の反射炉
(二)水戸の反射炉
(三)長州萩町の反射炉
広幅甲斐絹の始め
政府の機械工業奨励指導
京都府工芸留学生
白金の熔解
ハーモニカ製造の始め
麦酒醸造の始め
(一)蘭学者川本幸民
(二)明治後の麦酒醸造工業の三期
(三)古代欧洲の麦酒
(四)明治初期麦酒醸造の記事
(五)麦酒と蘭学者
(六)開拓使の麦酒醸造所
(七)桜田麦酒の始め
(八)カブト麦酒会社
(九)大日本麦酒株式会社
(一〇)麒麟麦酒会社
大粒の苺と枇杷
広瀬自愨
微粒子毒研究の始め
風車動力の始め
葡萄酒醸造の始め
ベニヤ板の始め
釦《ボタン》機械製造の始め
マツチの始め
(一)爪より発火
(二)マツチ雑話
(三)早付け木
(四)燐寸は不浄物
(五)製造組合
(六)マツチ製造の始め
(七)清水誠の成功
(八)マツチ輸入と輸出
徒弟教育の始め
電信機械の製作
(一) 田中精助
(二) 沖牙太郎
曲木細工の始め
巻煙草の製造
巻煙草の三兵衛
木版彫刻術の衰微
村越滄洲の漆喰細工
諸港湾の起工
メリヤス機械編の始め
棉糸紡績
(一)島津氏の棉糸紡績
(二)鹿島万兵衛の棉糸紡績
(三)印度棉花使用の始め
(四)大阪紡績株式会社
(五)三重紡績株式会社
(六)鐘淵紡績会社の始め
(七)富士瓦斯紡績会社
木材乾餾事業の始め
木炭製造法の改良
モスリンの始め
洋風造花の始め
洋楽器製造の始め
(一)ヴアイオリンの製造
(二)オルガンの製造
洋式捕鯨船の進水
山繭の奨励
屋井乾電池の発明
洋酒の醸造法
洋式尺度目盛りの始め
尺度材料としての竹材
沃度製造の始め
洋釘製造の始め
洋紙製造の始め
局紙、模造紙の始め
洋風建築起工式の始め
ラツク(ワニシ)塗りの始め
硫酸製造の始め
リボン製織所の始め
煉瓦焼成の始め
(一)煉瓦の訳字
(二)灯台の煉瓦
(三)皇居の近くにて煉瓦焼き
(四)監獄工業としての煉瓦
(五)横浜市内の煉瓦焼き
(六)白煉瓦の製造
(七)白煉瓦の西村勝三
坩堝焼成の始め
冷蔵会社の始め
レース製造
黄銅箔の製出
わら紙の製造
国産愛用の狼火第十二編 軍事
有坂砲の始め
慰問袋の始め
戒厳令
家禄税の設定
製艦費の下賜
海防費献金
観兵式の意義と歴史
感状の始め
兵部省の始め
海軍省の始め
陸軍省の始め
軍人に勅諭
参謀本部と海軍軍令部
海軍兵学校の始め
陸軍士官学校
メツケル参謀少佐
偕行社の始め
水交社の始め
帝国在郷軍人会の始め
艦船に国旗掲揚
官軍に降参する者
金鵄勲章の始め
海陸軍、陸海軍
海陸軍礼砲の始め
海軍鎮守府の始め
海軍練習の始め
航海術修業の留学生
兵庫海軍練習所の趾
兵学寮
(一)海軍兵学寮の英国海軍武官
(二)兵学寮時代の海軍
海外観戦記の始め
甲鉄艦の始め
海軍海図の始め
地図図式法の伝習
魚形水雷の始め
村田銃の始め
カーキー色染の始め
気球の紹介
陸軍の球状気球の演習
軍用犬の紹介
維新前後の軍事的試設
軍人洋装の始め
郡司大尉の千島越年
西比利亜〔シベリア〕単騎遠征
軍用鳩の始め
軍人の喪章の始め
軍人上下等士官の始め
仏国式練兵の始め
近衛兵の始め
軍楽と軍歌の始め
(一)軍楽隊
(二)軍歌
(三)洋曲軍歌の始め
(四)鼓手は少年
攻玉舎の始め
ラツパ
(一)ラツパ手
(二)内地製ラツパ
憲兵の始め
兵隊喧嘩
陸軍衛戍病院
陸軍砲兵工廠の始め
軍隊のサボタージ
(一)旗本の文武道怠業
(二)痛所休課
(三)兵士の詐病
操兵訳書の祖
振天府
銃刑の始め
竹橋暴挙
潜航水雷艇の始め
(一)本邦潜航艇の始め
(二)潜水艦生まれて満二十五年
(三)潜航艇災厄の始め
(四)特殊潜航艇
(五)野辺田重興中将の談
創設期のわが海軍
(一)維新前の海軍
(二)御維新後の新海軍
(三)兵器不揃ひに困惑
(四)速射砲購入の逸話
(五)敵艦捕獲の猛練習
隊長の公撰
大観艦式の始め
新軍艦叡覧式の始め
海軍天覧
陸海軍記念日の始め
仏陸英海軍の始め
本邦建造軍艦欧洲に回航
日本軍艦太平洋航過
蒸気軍艦建造の始め
中央刀剣会の始め
徴兵令
徴兵免役料金
徴兵早わかり
紀州藩の徴兵制度先見
鎮台と師団の始め
北海道屯田兵の始め
習志野の始め
火薬製造の始め
(一)雷粉製造
(二)洋式火薬処の始め
(三)下瀬火薬の発明
(四)日本火薬の始め
日本赤十字社の始め
二本松少年隊の服装
陸軍練兵場
(一)三崎町練兵場
(二)日比谷練兵場
(三)青山練兵場
(四)代々木練兵場
戊辰当時の武器軍装
機関銃の紹介
陸軍服装の変遷
武官の礼服
聯隊旗授与式の始め
山県有朋の上表
無限軌道の始め
老兵院
遊就館の始め
癈兵院
