金関丈夫『長屋大学』法政大学出版局

1980年2月1日 初版第1刷発行
ISBN:4588270079


 I 長屋大学
 胎教
 あいさつ
 アフター・グッド
 置換え
 尺八と丈六
 雨もり
 綿
 恐妻論
 毒のある本
 仏のしっぽ
 ヤソぎらい
 「イ」のつく地名
 こよみ

II モーダン娘経
 モーダン娘経
 児女とせず
 ここに幸あり
 妙光女“龍”と化す
 立小便をする女
 こぼれ噺
 野糞礼讃
 細川忠興もっこふんどし

III 喪服
 喪服
 負戴運搬
 人間
 西洋人と東洋人
 関節、腕輪そして勾玉
 盆と骨
 名馬とヒキガエル
 たねいれぬパン
 モアチイ.モアツウ、モチヒ、モチ
 豆腐の伝来
 きぬの道
 中国曲技の長い歴史
 舟越
 本を冊ということ
 庶民の世紀の本
 考古学的小説

IV 女の長寿
 女の長寿
 片白髪
 猛者伝
 博士の家に女子の多き
 性の決定
 産室を覗く少年
 文身
 西鶴の甕棺
 文珠
 土嚢
 棄灰−〓
 竹炭
 武勇伝
 旭
 国
 密
 雉の使
 眼の如く
 耳輪
 時間と空間
 上野下野
 馬の名
 隠語の二.三
 宝殿
 方言歌
 タンカ
 玉の浦
 乃木浜
 エンタシス
 犬の毛
 豚皮
 かすり
 雪たたき
 唐俑
 存在感
 金の重み

V 落穂抄
 歌舞伎二題
 ミカド
 鳶魚
 うたう
 頭神経の歌
 記性在脳
 猿の右利き
 胡人形容の一例
 戦傷者を馬屍に包む
 賤名を以って小名となす
 温日観
 「子基」方廊印
 紡車
 紡錘車
 間道
 織貝
 弋
 茶碗
 雪の名
 「石炭」
 〓
 竹鞋
 大蝦
 はじかみ
 薔薇
 「宇麻良」
 忘れ草
 蔗霜と糖冰
 ボテボテ茶
 月焼
 絶芸
 論史法
 シナ
 尼
 一つ穴
 独活の大木
 はすは
 せんど
 蚊
 けに
 「どっこい」の語源
 尾籠
 メッカチ
 落穂抄
 中国畸譚
 疵毛求と詠千金
 庫はらい
 喜六隠遁
 母衣と紅梅
 尺八
 ある伝記の男
 出雲の「さかる」

VI 朝のことば
 朝のことば

VII マドリッドのたそがれ
 マドリッドのたそがれ
 パリの映画館
 チロルの郷土劇
 バーゼルの訪書
 ふたむかし
 パリ通信
 中国遊記

解説−神田喜一郎
あとがき
初出発表覚え書