鈴木喬雄『診断・国語辞典』

日本評論社
1985年5月30日 第1版第1刷発行
ISBN:4535575525


はじめに
序論
 国語辞典はこれでよいか
   ──その驚くべき欠陥と不親切──
 広辞苑第三版を読んで
 私の国語辞典批判序曲
第一部 国語辞典検討シリーズ
  はじめに
  一 尊敬と尊重
  二 以上と以下
  三 品格・品位・品・気品
  四 経営と情報
  五 国語辞典の二つの機能
      ──文章を読むためと文章を書くためと──
  六 言葉は変わらない
  七 呼ぶ・買う・招く
  八 おかしな説明
  九 小よく大を制す
  一〇 私のスクラップ帳から
第二部 シリーズ・ことばと辞書
  ことばとからだ
    ──日本語形成における身体各部の役割
  事務ということば
  目に青葉山ほととぎす初鰹
    ──名句や格言は正しく伝えよう
  〈個性の説明〉にみる国語辞典の個性
日本語形成における的・性・化の役割
三について考えるーその合理と神秘-
いやな言葉・きらいな言葉
日本語は乱れているか 
ことばと辞書
辞書の付録
社会という語
余白の美と効用
三つの提言
日本語の中の外国語
  iその読み方・書き方に関する疑問と提言-
同友会の国語問題に関する提言と調査
物知らず
ことばの相性
  ことばにおけるミクロとマクロ
    ──新しい国語辞典像を求めて
第三部ことば通信
  辞書にみる人間の心
  漢字雑考
  表の用例・裏の用例
  私の辞書散歩(一)
    ──異色辞典例解国語を散歩しませんか
  私の辞書散歩(二)
    ──新旧二つの辞書の引き比べ──
  なぜ国語辞典か
    ──いちど書いておきたかったこと──
  例解新国語辞典を読む
  続・例解新国語辞典を読む
  国語辞典の条件
国語辞典になかった言葉
個人差という言葉について
あとがき
索引