遠藤織枝『気になる言葉-日本語再検討-』叢書・ことばの世界
一九八七年五月二十三日 南雲堂
ISBN:452326130x
はしがき配偶者の呼び方
1 夫の呼び方─「主人」をめぐる論議
妻から夫を
「主人」をめぐる論議
いつから「主人」か
辞書の中の「主人」
新聞の中の「主人」と「夫」
「主人」は符号か
相手の配偶者の呼び方
「主人」を見直す時期か
2 妻の呼び方─「家内」という言葉
いつから「家内」か
夫から妻を呼ぶ呼び方
現在の状況
基礎になる語は「妻」母父・女男と「さん・氏・女史」考
1 母父と女男
「父母」と「母父」
「男女」と「女男」
「めおと」と「夫婦」
雌雄
ことばの並べ方をもっと柔軟に考えてみたい2 「さん・氏・女史」考 盟
姓名・氏名に官職名などをつける場合
さん・氏・女史
辞書の「さん」と「氏」
新聞の「さん」と「氏」
「さん」と「女史」何げなく使っているけれど
1 じゃぱゆきさん
2 未亡人
3 女房役移りかわる用法
1 「それだのに」から「それなのに」へ
文法書・辞書によると
教科書・新聞では
だ系とな系
野上作品でみる移行
「だのに」と「なのに」
2 接尾語「さ」の現在
タルト活用の形容動詞の場合
外来語の場合
「馬鹿さ加減」について
「さ形」の使いすぎ
「〜なすぎる」「〜なさすぎる」参考文献
索引