大谷光男『金印研究論文集成』新人物往来社

金印研究論文集成

序章 金印の世界
　古代オリエントの印章　石田恵子
　「方寸の世界」に歴史をよむ―中国古印の考古学―　久米雅雄
　日本古代史研究と金印　大谷光男
I章 金印の歴史背景
　海を渡った金印―漢委奴国王印と東アジア―　大谷光男
　漢帝国と東アジア世界―漢委奴国王金印の背景―　西谷正
　金印と東アジア世界―「広陵王璽」金印と「漢委奴国王」金印―　梶山勝
　古代中国の印制から見た倭国　大谷光男
　倭の朝貢と金印―奴国王の金印紫綬―　大谷光男
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　魏文帝の遠隔地使節の送迎問題　大谷光男
　後漢と魏の諸侯王の進爵　大谷光男
II章 さまざまなる印綬
　さまざまなる印綬　大谷光男
　漢・魏代の列侯印　大谷光男
　「広陵王璽」について―江蘇省〓江県甘泉二号墳―　岡崎敬
　金印「文帝行璽」に関する一考察　梶山勝
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　漢・晋代の「王」字と埋葬印について　大谷光男
　列侯の印について　大谷光男
　後漢時代の追贈印綬　大谷光男
　漢旧儀・漢官儀の「章」について　大谷光男
　漢魏晋代の蛮夷印の用法―西南夷の印を中心として―　梶山勝
　西域の印章　西谷正
　中国から冊封された朝鮮の官印について―古代より清に至る―　大谷光男
　魏室が倭を冊封した官印について　大谷光男
III章 漢委奴国王印の研究
　「漢委奴国王」印研究の紹介　大谷光男
　漢委奴国王印の文献　大谷光男
　亀井南冥と金印　塩屋勝利
　「漢委奴国王」金印研究論　乙益重隆
　「漢委奴国王」金印研究論　後藤直
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　「漢委奴国王」の金印　大谷光男
　「魏率善倭中郎将」と「魏率善倭校尉」の銀印について　大谷光男
　明・清代における高麗―朝鮮・日本・琉球三国の印綬―　大谷光男
　「漢委奴国王」金印の測定　岡崎敬
　金印奴国説への反論　久米雅雄
　金印その他の蛍光Ｘ線分析　本田光子・井上充・坂田浩
IV章 金印の出土地をめぐって
　近世の志賀島　高田茂広
　金印出土状況の再検討　塩屋勝利
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　志賀島とその現況　大谷光男
　志賀海神社の由来　大谷光男
V章　資料
　魏志倭人伝
　後漢書倭伝
　宋書倭国伝
　隋書倭国伝
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　甚兵衛口上之覚
　亀井南冥鑑定書
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　志賀島
　志賀神社
　官幣小社志賀海神社
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　金印弁　亀井南冥
　漢委奴国王金印之考　上田秋成
　藤貞幹考　藤貞幹
　漢委奴国王金印考　本居宣長
　金印考　細井金吾
　金印考　華亭釈澂
　後漢金印略考　青柳種信
　漢委奴国王印考　三宅米吉
　金印物語(抄)　中山平次郎
　国王の印は自然金であった　井本進
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資料編の解題にかえて　大谷光男
倭国を対象に置いた印綬年表
むすび