鈴木治雄『昭和という時代』中公文庫

上巻
1997年4月18日発行

昭和という時代―鈴木治雄対談集〈上〉 (中公文庫)

昭和という時代―鈴木治雄対談集〈上〉 (中公文庫)


ウナギ、スッポンの効果"明治は三十八歳"         福田赳夫
お見合いの席でペロリ、大食漢といわれて 吉永小百合
志賀先生に叱られたり意地悪されたり一緒に麻雀したり、 阿川弘之
患者に"牢獄"でなく"有終の医療"を 日野原重明
百歳真近、女性解放運動闘士の快気炎 加藤シヅエ
東京生まれ、東京育ちの愉快な関西礼讃 伊部恭之助
友人が届けた芋で"フジヤマのトビウオ"に 古橋廣之進
谷崎、荷風─若くして大文豪に鍛えられた 嶋中鵬二
相撲ファン、陶器が好きなシラク大統領    磯村尚徳
六十一年間、日本で伝道、広島で被爆して   チースリク神父
歴戦の勇士は妖艶な女形に          中村雀右衛門
 解説 山口比呂志

下巻

昭和という時代―鈴木治雄対談集〈下〉 (中公文庫)

昭和という時代―鈴木治雄対談集〈下〉 (中公文庫)

1997年5月18日発行


シャクにさわって魯山人を撲った      白洲正子
怪しまれ新宿の交番で落語を一席      桂小金治
日本のエリートと大新聞          宮沢喜一
一村一品、食は大分にあり         平松守彦
ウナギを食べて百二十歳まで        斎藤茂太
おてんば女房 カズノコを茹でる       田中澄江
いい陶器は手でさわり使い込んで      辻清明
知事になって三百曲カラオケを覚えた    長洲一二
俳人、東大元総長から"女性パワー"への提言 有馬朗人
大正、昭和、二世代の知識人が語るニッポン 堤清二
元法相が吐露する法曹界の矛盾の数々    三ヶ月章
いまだから明かすスーパードライの秘密   樋口廣太郎
掃除まで教えて母をシゴいた祖父・露伴   青木玉
 解説 山口比呂志