遠藤周作『ぐうたら会話集』角川文庫

ぐうたら会話集 1 (角川文庫 緑 245-11)

ぐうたら会話集 1 (角川文庫 緑 245-11)

昭和四十八年九月三十日 初版発行
昭和五十四年五月三十日 十三版発行


安達瞳子    花と女とグータラと……


斎藤輝子/北杜夫   こりゃかなわん



太地喜和子   「他の男と口聞くと、バンと張り倒して帰っちゃう……」



宮城まり子    身障者と『私が棄てた女』


野末陳平    ああ芸道はきびしいのう……


コシノ・ジュンコ 裸になったデザイナー


三浦朱門曾野綾子  ホントは駆落ちしたかった


緑魔子    "可愛くてすごい女"の素顔


三村侑弘    コトバぐせで性格がわかる


アニタ・モーリ  朝の生まれは職を変える


丸尾長顕  ひとの才能をみつけるとなんとかしたくなる


吉田喜重岡田茉莉子  ヒヨコ夫婦の芸術論


河角広  大地震は起こるのだろうか


安井かずみ    男女同権なんて嘘っぱち


引田天功    金さえあれば日本の魔術は世界一


大島渚小山明子   オノロケ女房と暴力亭主


那智わたる    ほんといって恋愛もできません


今福祝  現役アナの記録を更新する人


和田静郎    肥った女性から救世主とあがめられる男


中啓子 悲しいけれどウソがうまくなって…


岩下志麻  夫婦、お互いに貯金いくらあるか知りません……


あとがき

ぐうたら会話集 第2集 (角川文庫 緑 245-16)

ぐうたら会話集 第2集 (角川文庫 緑 245-16)

昭和五十三年十月二十日 初版発行


北杜夫        マンボウ氏よ、キミに惚れる人類の女なんていない


村松英子    外国人が女を誘惑する"偽りの告白"って、あたくし大好き


井上ひさし   フランス座って"東大"で身につけたゴロ合わせのサエ


西岡義憲    映画は看板だけ、ウナギはにおいを嗅ぐだけ


タモリ     チャップリンを否定するコメディアンの"笑売"哲学!


池坊保子    奥さま「ベン学」にそっぽ向いてはダミだ!


福富太郎    水商売のコツは英雄・豪傑になりきること


間直之助    シーズンには雌ザルの顔がモミジより赤くなる


寺島純子    義経さんに会った瞬間スパッと女優をやめる決心


橋本武     ああ世の終わり、日本沈没だ!
(灘高校


中島年美子   関取になれないで帰る子を見るのが一番辛い
(花籠部屋)


池坊専永    日本の美しさは引き算、西洋のは足し算


林光一    昔と違って、この生き方もキビシくなりました
(浮浪者)

アダチ竜光   タネわかって奇術見てもまた迫力あるもの


うつみ宮土里   ゴシップ記事の"九割"はホントのこと?


中原誠     コマが触れ合うまでが勝負のカンどころ


三遊亭円生   御前で芸、陛下に大いに笑っていただきました


柴田錬三郎    オカルトブームを18年前に先取りしたんだ!


あとがき

昭和五十五年四月十日 初版発行

北杜夫   男には一生に三度苦労があると思うけど、最後は"女の苦労"でもしてみたい!


桃井かおり  "桃井節"のつっぱりのルーツを発見した!


萩本欽一  大きな家に住みたくてコメディアンになりました


大竹しのぶ  大女優になる条件は近眼で便秘になることです


つかこうへい  オレの芝居はテレビよりもマリファナよりも楽しいんだ!


竹下景子  理想の花嫁候補ナソバーワンの"良妻度"をテストする


松本零士   主人公の「古代進」をラストで殺したくなかった


原田美枝子  私、三校も大学受験に失敗して、いま浪人中なんです!


三橋美智也  沢田研二にゃ負けられぬ。来年はレコード大賞をとるゾ!


森英恵  休日は完全に主婦にもどる  "世界を翔ぶ女"の共働ぎ術


武田鉄矢  学校の先生になれなかった男の"あんたが大将"物語


真野響子  こんなお嬢さんがなぜ、いま男心をシピレさす?


石原裕次郎  ぼくはヨットに乗るために仕事をしているんだ!


三田佳子  三歳の息子に"男性"を感じるママさん女優の家庭論


植村直己  北極点単独犬ぞり旅行六千キロに挑む冒険家のはてしなき"欲望"


泉ピン子  お茶づけ屋の看板娘から十年。いま大女優をめざす"成りあがり"哲学


横尾忠則  ぼくが、初遭遇したUFOはサタンの宇宙人


戸川昌子  一年四か月で子供ってもう親に復讐するんですね!


太地喜和子  飲むほどに酔うほどに"恋多き女"が明かしたアダルトな愛情感覚


永六輔   佐渡ケ島を独立共和国にするため奮戦中です


遠藤周作VS狐狸庵