『三省堂ぶっくれっと』81 1989.7

1989.7.1発行 70円


街の近くの野鳥たち(10)ヒクイナ 佐久間孝夫
〈辞書のはなし(16)〉ギリシャ・ラテン古典学者が作ったモンゴル語辞典/田中克彦
瓢箪から駒が出たようなはなし/亀井孝
〈背表紙を読む(21)〉壮大な文学評論/百目鬼恭三郎
〈対談〉歴史と想像力〈上〉/中村真一郎大室幹雄
大辞林つれづれ草〉
  名著の謂/和久峻三
  女房詞/〈構成〉谷村彰彦
〈臨教審答申以後の教育現場(6)〉いま、なぜ四年制高校か/堀一郎
ジャパニズムの位相(14)〉教育の目的とコンピュータ/秋葉忠利
〈連載対談・老いの探検学(2)〉アメリカの老後・日本の老後/エミリー・エイベル・上野千鶴子
〈辞書のなかの現代語(5)〉漢字の表記/石山茂利夫
〈日本のかたち・アジアのカタチ(11)〉「倶利迦羅龍」と瞑想原理/杉浦康平
〈現代映画習俗誌(23)〉三十年後の小津作品/大室幹雄
〈スポーツ・ルール物語(20)〉テニス編(3)「サービス」(奉仕)はいつから「攻撃」の技術になったか/稲垣正浩
〈エロスの世界像(4)〉近代的"心身二元論"について(1)/竹田青嗣
〈「エスノ」の風景学(15)〉エスニシティのためのフィルム/細川周平
〈インタビュー〉花火今昔/天野修
〈明治さしえ散歩(13)〉明治の女性像/惣郷正明
〈娯楽としての病い(34)〉同性愛/別役実
〈英和辞書点検(11)〉国語辞典をめぐって/木原研三
〈出版史を尋ねて・最終回〉きりしたん版/小林一博
三省堂だより
後記 (い)