芳賀綏『言論100年日本人はこう話した』
1985年11月15日 ISBN:438543123X
はしがき
I 弁論時代の夜明け
一 これが“演説”だ
二 「一雨ごとに演説屋がふえ……」―政談演説とその反響
三 “演壇ばなし”開花期の諸相
四 議会論戦の幕開く
II 大正激動期の雄弁
一 デモクラシーを導いた雄弁
二 「西にレーニン、東に原敬」
三 青年雄弁の花ひらく
四 絶叫と早口―無産運動のリーダーたち―
III よき時代から冬の時代へ
一 「JOAK、こちらは……」―ラジオ放送始まる
ニ スタジオ話術の名手たち
三 軍国の嵐に抗す
四 戦時を彩る雄弁
IV “もの言う日本人”の時代
一 言論解放と大衆参加
二 茶の間にはいった政治
三 録音とマイクの時代
四 対談・インタビューの時代
V 言論拡散時代の諸相
一 花ざかりディスクジョッキー
二 散乱と急迫―話し方無秩序時代と"言論"の地盤沈下
三 「青年の主張」の表現と意識構造
四 "粗弁時代"から脱却せよ―結びに代えて
あとがき―資料・参考文献など
略年表